行政書士霜田眞法務事務所 笑顔経営塾 第69回:ともかくやってみよう~挑戦する風土のために

第69回:ともかくやってみよう~挑戦する風土のために



目次

概要

第69回は「ともかくやってみよう~挑戦する風土のために」です。

塾長、学ぶ、笑みの3人の会話が展開する形でお伝えします。
塾長:笑顔経営塾の主宰者。「あなたの笑顔がみたい」がモットー。
笑み:塾長にいろいろな相談ごとを持ってくる。
学ぶ:塾長の補佐をしているが、勉強中。

第69回は「ともかくやってみよう~挑戦する風土のために」です。

ともかくやろうという雰囲気づくりですね。

うまくいかないと会社は行きづまることが多いですからね。

昔のバブル期なら「イケイケ」でよかったけど、今はそうはいかない。でも挑戦はしてほしいということです。

右肩上がりの成長はあたりまえはない時代の挑戦ですね。

そこのところもう少し詳しくお話していただけますか?

「ともかくやってみよう」とは

「ともかくやってみよう」は、富士通の第8代社長小林大祐の名言で、「本に書いていることを鵜呑みにするな。まずは自分でやってみよう。」「ダメだと思ってももう一頑張りしてみよう。」という思いをこめたと富士通のアーカイブズで紹介されています。
「とにかくやってみよう」スーザン・ジェファーズ著もありますね。

富士通がコンピュータで日本一になったのも、そういう風土があったからかもしれませんね。

世の中で今までにないことをした人の話を聞くと、大抵挑戦する気風が感じられますよね。

なぜ挑戦しなくなるのか                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

挑戦しなくなる理由は以下のようなことが考えられます。
1.企業の成熟
 ある程度の年数を経た企業は成功体験があります。同時に失敗体験もあります。成熟することで、現在にしばられることになります。社員も年齢を重ね、若さが失われます。
2.失敗を恐れる
 失敗をすることで恐れる空気が、経営陣や会社の中に生まれます。
3.挑戦しない理由をつくる
 だんだん企業が成熟すると、挑戦しない理由をつくるのも成熟してうまくなります。

簡単にいうと会社が老化してますね。

成熟することで安定がうまれ、同時に若さを失うというケースですね。

新しいことへの挑戦 

企業の中で、新しいことへ挑戦する選択肢で迷うことがあります。そのときに「ともかくやってみよう」という気持ちで踏み出すことが大切です。あらゆる場面で、挑戦するということを恐れない風土が大切です。失敗をおそれて挑戦しないよりは、挑戦したうえで失敗から学ぶほうが価値があります。
1.新規事業
2.新製品
3.新しい社内制度
4.新しい取引先
5.新しい部品
6.新しい製造装置
7.新しい人材
8.新しいDX

こういった新しいことがなくなってくる企業は、先行きが不安ですね。

やりすぎるのも問題ですけどね。

「ともかくやってみよう」の注意点

「ともかくやってみよう」の注意点は、以下のようになります。
1.精神論は危うい
 ともかく「イケイケ」のリーダーは危険です。何にでも手を出して失敗する危険性があります。
2.フィードバックを欠かさない
 どんなスポーツでも攻撃一辺倒で勝利を重ねる例は少ないです。圧倒的ならいいですが、大抵は堅い守備をもとに攻撃を強めるのがチームの基本です。「ともかくやってみよう」はある意味攻撃型ですから、大事な守備のために、フィードバックをすることが大事です。その新しい挑戦がうまくいっているのかを常に分析しながら推進することです。
3.過ぎたるは及ばざるがごとし
 過度にイケイケは危険です。

「踏み出したあとは慎重に」ですね。

バランスばかりだと踏みさせないですが、バランスは大事ですよね。

仮説と検証

いろいろなことに挑戦するときは、仮説に基づいていることを意識したほうがいいです。「こうすればうまくいくはずだ」という仮説です。実社会では、理論どおりにいかないことが多いです。仮説どおりにはいきません。従って、新しい挑戦は「仮説」に基づいているのだから、それを実行しながら「検証」するという考え方です。実証されれば成功です。
1.隠れた前提や思い込み
 「こうすればうまくいくはず」という理論構成の中に現れないのが、隠れた前提や思い込みです。隠れているから気がつきません。よく背景を分析して洗い出しておいたほうがいいです。そこに実証されていない仮説があります。
2.確証バイアス
 検証で成功したという方向にバイアスがかかることがあります。みんな成功したいですからね。気をつけましょう。

仮説と検証は、セットにして、挑戦と振り返りの基本ですね。

「必ず成功するからやろう」のほうが仮説を意識していないから危険かもしれないですね。

失敗したときの対処法

失敗したときの対処法は以下のようになります。
1.原因を究明する
 失敗の原因を究明します。問題を解決する方法があると、それにつじつま合わせの原因分析をしてしまうのが要注意です。なるべく、対処療法ではなく真因をみつけましょう。
2.再挑戦か撤退か
再挑戦か撤退かは必ず検討したほうがいい項目です。「最初の失敗でも再挑戦と決めたから、もう撤退はしない」みたいな変なこじつけをする人もいます。いつでも撤退できるように進めるべきです。

「ともかくやってみよう」で失敗をおそれないためには、対処方法があるといいですね。

撤退も勇気がいりますね。新規事業だとそこに投入した人材もいるわけですからね。

「ともかくやってみよう」の効果

「ともかくやってみよう」の効果をまとめておきます。
1.社内の空気を変える
 挑戦的な雰囲気を作ることで、閉塞感をなくし活性化につながります。理論が優先しがちな場合は、実践の大切さを感じさせます。
2.挑戦は人を育てる
 挑戦を担当させることで、修羅場をくぐることができます。実践でしか学べないこともあります。
3.顧客と対話できる
 新製品や新事業は顧客との対話の絶好機です。
4.失敗から学ぶ
 失敗から学ぶことができます。
5.会社を強い対質にする
 挑戦と成功、失敗を繰り返すことで会社の体質が強くなります。

人を育てる観点でみると、とても効果的なフレーズですね。

小さい挑戦と失敗を繰り返してから大きくするのがいいかもしれませんね。

中小企業と「ともかくやってみよう」

中小企業では、人員も予算も少ない中で事業を行います。大きくなるための成長戦略をもっていても、それが行き詰まったりすると、どうしていいか迷ってしまうことがあります。また、失敗すると失敗を恐れてしまいます。そういうときこそ、「ともかくやってみよう」という気持ちです。しっかりと管理しながら進めれば、挑戦することの効果は大きいものです。

起業したときの挑戦する気持ちが忘れられているんでしょうね。

起業を思い出せばいいですね。

笑顔経営塾では、楽しい雰囲気の会社は業績も向上すると考えています。「ともかくやってみよう」の気持ちは、場を明るくします。閉塞感を打破します。明るい雰囲気で挑戦することで、業績アップにもつながります。

明るい雰囲気が大事ですね。「ともかくやってみよう」がパワハラ的に使われると困りますね。

挑戦することを恐れないことですね。

まとめ

企業の成熟とともに、失敗を恐れ、挑戦しない理由をつくることで、企業は挑戦しなくなります。「ともかくやってみよう」の気持ちをもって、原因を分析して、挑戦を繰り返せば、「社内の空気を変え、人を育て、顧客と対話し、失敗から学び、会社を強い対質にする」効果があります。ともかくやってみようで挑戦する風土をつくりましょう。

今日も難しい課題でしたが、「ともかくやってみようの導入」「新規事業の取組みの検証とサポート」などでお手伝いさせていただくのが、笑顔の経営には一番大事かもしれませんね。

これから取り上げる内容も含めて、皆さんからご意見ご要望をいただければありがたいですね。次回も楽しみにしています。

まずはお問い合わせください

今回のお話はいかがでしたでしょうか?

経営コンサル、社員育成は当事務所・リーガルフロネシス株式会社にお任せください。

経営理念の展開を通じての売上・業績向上、社員の育成を通じての組織改革には、計画的・長期的な改革推進が欠かせません。まずは、現状把握から始め、お客様にぴったりの方法をご提案します。

まずはお問合せください。より良い経営のために、戦略経営・人材育成のお手伝いをいたします。

(了)